Branddesign<店舗・旅館>

建築だけにとどまらず施主の理想を
トータルで支えます

建築とは、
単に建造物を建てることではありません。
そこには、オーナーである施主がどのような想いを抱いているのか。その土地にどのような想いがあり、どのように商いを考えているのか。そして、訪れるお客様にどのような時間を過ごしてほしいと願っているのか。
一つの建築には、さまざまな想いが存在します。
だからこそ、デザイナーが自らの世界観だけを押しつけるのではなく、まず施主と向き合い、その想いに丁寧に耳を傾けることから建築は始まると考えています。実際にその土地を訪れ、周囲の環境や風景、そこに流れる空気まで感じ取る。そのすべてを受け止めながら、建築のかたちを考えていきます。
そして、私が大切にしているのが
「パーマネントデザイン」という考え方です。
その時々の流行を取り入れるのではなく、時の流れを感じさせない普遍性を持ちながらも、そこにしかない施主の想いがきちんと表現されている。時代が変わっても色褪せることなく、歳月を重ねるほどに、その場所の物語として馴染んでいく。
そんな建築を、一つひとつ丁寧につくっていきたいと考えています。
デザイン料
無料
ご相談の上、決定いたします

施工実績
「株式会社 尾呂志屋様」

施主との出会いは、随分前になります。建築イベントでの出会いをきっかけに自宅を設計し、いつか自分のお店をデザインしてくださいと言われており、今回それが叶いました。和歌山県新宮市にある黒毛和牛専門店です。お店を先代から引き継ぐことになったタイミングでのご依頼となりました。彼の牛に対する想いをどう表現するかを考えた時、島原のアーティスト夫妻が浮かびました。お店のロゴとなるシンボルマークのデザインを妻であるアメリカ人アーティストの「Martha Heavenston Nojima」さん、そして子供たちへの食育のために店内に置く黒牛立像を手掛けたのは、ご主人の彫刻家「野島泉里」さん。Marthaさんは自分のアトリエ周辺に育つ実際の植物を使って、尾呂志屋さんの牛舎の牛をモデルに美しくそして愛らしい牛さんの顔をつくりあげ、それを新しいロゴにしました。そして泉里さんが手がけたのはギリシャ彫刻のような神々しい姿の黒牛。見た目には全く異なる牛でありながら、どこか静かに繋がっているように感じるのは、野島夫妻だからこそではないでしょうか。
店舗のデザインは、間接照明と空間の表情。橙色の天井は活力を与える、親しみやすさと温かさ、食欲を増進させる効果、吉祥の象徴などの意味を含んでいます。元々、新宮の街で65年愛された精肉店。ファンの方々の期待を裏切らないよう、また新しいステージに立てるように少し先を見据えた内外部の建築デザインにしました。

施工実績
「小浜温泉 福徳屋様 」

私たちのアトリエがある雲仙市小浜町にて旅館を営まれている、小浜温泉 福徳屋様の客室リノベーションを担当いたしました。改修前は、床の間を備えた純和室に、海の見えない窓際へ椅子とテーブルが設えられたお部屋でした。眺望に頼らない空間だからこそ、観光で疲れた身体をゆっくりと休めていただけるよう、ベッドを中心とした落ち着きのある客室へと再構成しています。また、同じ小浜の地でつくられる組子を、壁や障子に採用。繊細な意匠が空間にやわらかな陰影をもたらし、静かに心をほどいていくような滞在時間を演出しています。