「時間」というもの
ちなみに皆さんは、日頃、腕時計をされていますか?
私は携帯電話を持つようになってから、「時間は携帯を見れば分かるし」と、一時期まったく腕時計をしなくなっていました。
ですが、以前コーチングを学びに行った際に、こんなお話を聞いたことがあります。
人と会話をしている最中に、携帯で時間を確認したり、何度も時計を気にしたりする行為は、無意識のうちに「早く終わらないかな」という印象を相手に与えてしまうことがある、と。
一方で、腕時計でそっと時間を確認する程度であれば、相手に与える印象もまた違うのだそうです。
なるほどなぁ…と、その時妙に納得したことを覚えています。
そして私自身、45歳になったときに、ふと、「45歳は“始終ご縁”が降り注ぐ年だ」と思ったのです。単純かもしれませんが、「ここからは、人との時間をより大切に生きていこう」と自然と思うようになりました。そこで腕時計を新調し、それ以来、日頃から腕時計を身につけるようにしています。
ただ逆に、会食の場では、あえて腕時計を外します。時間を気にするのではなく、その時間、その空間、その場にいる人たちとのひとときを、できる限り味わいたいからです。
昔から「時は金なり」と言いますが、私は、元サッカー選手の 中田英寿 さんの考え方がとても好きです。引退後のドキュメンタリーか何かで、こんな趣旨のお話をされていました。
- 人生の時間は有限であること
- 自分が本当に会いたい人に会うこと
- 意味のある時間の使い方をすること
- 「何をするか」より、「誰と関わるか」を大切にすること
まさにその通りだなぁと思います。
私自身、「時間」は「人」と同じくらい大切にするものだと思いながら過ごしています。そして時間というものは、自分のためだけに使うのではなく、「誰かのため」に使ってこそ、本当の意味を持つのではないかとも感じています。
私は日頃から、運命共同体のような存在である、数人の大切な人たちにたくさん支えてもらっています。だからこそ、その人たちに何かあった時には、何よりも先に、その人のもとへ行こうと決めています。そんなふうに思える人たちと出会えていること自体、とても幸せで、有り難いことですね。
…とはいえ、いつも立派なわけではありません(笑)
たまには、自分のためだけに、ぐうたら過ごしたり、「これはちょっと無駄な時間だったかも」と思う日もあります。でも、そんな日があるのも、人間らしくて良いのかもしれませんね。