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美意識創造研究所Blog_01

幼い頃から気になってた幾つかの風景や事柄、自然の事象、食べ物など。でもそれは皆も思ってる事だろうと思い、話したり文章にする事も無かった。時代が変わり、自身も年齢を重ね、色々な情報を容易く得られるようになって、周りの人達との感覚的なズレというのか、視点の違いなどを認識理解するようになった。それは言葉を変えれば「個性」ということなんだろう。

中学生の頃、TVCMにて流れてくるある言葉に激しく反応した。ビートルズやローリングストーンズの音楽を聴く事さえ不良と言われた時代にTVCMでは「個性創造」と高らかに宣伝する。何が個性で何が創造なんだろうと日々考えた。
わからぬまま高校生になった頃、それは己の心地よい感覚や感性なんだと気が付いた。
幼い頃庭の畑の胡瓜を塩で揉み頭からかじった青臭い味やヘタの匂いが強い夏のトマトをおやつ替わりに砂糖を付けて食べたあの感覚や味覚。そこでは夏の強い日差しが降り注ぐ畑で作業する母の後姿や乾いた空気も一緒に食べたんだと思う。だから味だけではなく情景さえ自分の感覚として受け取り、美しく美味しいシーンとして深く記憶された。それは個性創造の原点であり自身の美意識の始まりではなかったと思う。

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