
今日は、ひとり小浜で自分と向き合っています。最近、時間ができると小浜に来ています。たぶん、呼ばれています(笑)。アトリエに来ると、気持ちが落ち着きます。ここに来るたびに私の心の整理と浄化をしてもらっているように感じます。なんとも心地よい時間と空間です。
今日は私の「後悔」について話したいと思います。今までの人生の中で、私の中で深く刻み込まれた後悔があります。口に出してしまった後悔。その出来事が私の中で大きな「後悔」となったのは口にしてから10年以上経ってからでした。母と私は仲も良かったですが、喧嘩もよくしました(笑)。まだ私が20代前半の頃、売り言葉に買い言葉で母に対し、「お母さんのようにはなりたくない!」と言ってしまったのです。自分が親となり、その時の母の気持ちを考えると胸の奥がキュンと痛くなります。母が他界して今年で15年になります。自分の息子の成長を感じながら、母としての自分を振り返る度に私は「母のようにはなれない」自分を強く感じます。「なりたくない」ではなく「なれない」のです。それにあるとき、ふと気づいたのです。未熟な母親である自分は、いつまでたっても母には追いつけないのです。本当は母が生きているときに、あの時はごめなさいと謝っておきたかったですね。
きっと母は、天からこんな私を笑って見てくれていると思います。
66歳で天に戻った母は、66歳から歳を取らないのもちょっとズルいですね。
本当は父の2歳上だったのに、今は14歳も若いまま!(笑)