ワクワクする方へ

私は生まれてからずっと地元で生活しており、進学や就職でも地元を離れることなく、過ごしておりました。地元で過ごす良さもありますが、どこか窮屈さも感じるようになっていました。なんとなく人が勝手に思っている私像があり、そうじゃないのになぁと思う自分もいたりして。本来の自分を出すと、意外~と言われてみたり。私が長年勤めた会社を辞めようと決めた時は、別に会社に不満があったわけでもなく、そのまま安定した会社にいることの方が普通であり、次がハッキリと決まってから辞めるのであればまだしも、漠然と「もっと人と関わる人生にしたい」という思いと、「私の居場所はここではない、どこか別のところにある」と強く思って飛び出すことに、少なからず、心配して助言してくれた人もいました。今思うと、よくもまぁ勢いよく飛び出したなぁと感心します。その後いろんなことを経験しますが、後悔はないですね。飛び出さなかったら今の出会いはなかったはずなので、飛び出して良かったです。少し自由な生き方を選択したお陰で、人生のステージが変わる経験を肌で感じることができています。そして、人との出会いも、このタイミングでここに行かなければ出会っていなかったな、と思う人もいたりして、本当に考えるだけでゾクゾクしちゃいます(笑)自分の人生に影響する人との出会いは、早くもなく遅くもなく、会うべきときに会えるといいますが、本当に思い返すとそうなんです。もちろん、日々自分の意志で選択はしているのですが、人生の流れに逆らわず、身を委ねていると、不思議と自分が必死に考えるよりも、ずっと良い結果になっていきます。点で見ると嫌な出来事も線で見ると、必ず次のステップに行くためには必要なことだったことが後になってわかるのです。そして長年勤めた会社を辞めるときもそうでしたが、自分の心がワクワクする方を選択する。これは本当に大切だと思います。人から見ると、え?大丈夫?と不安になるようなことでも、本人がワクワクするなら、その選択はきっと正しいように思います。こういう話はよく見聞きしますが、実際に経験してみて、本当に素直にそう思います(笑)。ちなみに私が地元を飛び出して、大阪に住むことになったとき、本当に心身ともに身軽になりました。なぜなら、私を知らない人ばかりだから、これからはありのままの自分でいいんだよと言われたようでした。そんな中でもいろいろと事件は起こるのですが、その話はまた今度。