涙の神社詣り

今までお詣りしてきた神社の中で、涙が止まらなくなった神社が2ヶ所あります。
一つは三重県にある椿大神社。そしてもう一つは長崎県にある諏訪神社。
椿大神社では大祓いの後、神殿に入った途端に涙が止まらなくなり、ご祈祷の間中、涙が溢れて止まらず、畳にポタポタと涙が落ちて濡らしてしまうくらいでした。巫女さんの舞が始まり、ようやく少し落ち着いたのですが、その後、奥へ通していただき、玉串奉奠を行う際にまた涙が溢れ、宮司さんが優しい声で落ち着かれたら、少しお話をしましょうと仰ってくださったのを覚えています。
この時は、長年勤めた会社を退職し、前日にひとり旅で伊勢神宮へお詣りし、伊勢神宮での御垣内参拝を済ませた後、四日市のバスセンターから1人路線バスで終点の椿大神社に到着し、その日は椿会館に宿泊して翌朝、朝一番にご祈祷していただいた次第でした。この時のことは一生忘れられません。
ちなみに椿大神社は猿田彦大神が御祭神であり、別宮の椿岸神社は天之鈿女命が御祭神です。
導きの神である猿田彦大神の導きにより、今の私があるように思います。
そして、もう1つは地元の諏訪神社。ここでは私がメインではなく、付き添いで神殿にあがらせていただいたのですが、お祓いの最中ではなく、巫女さんが踊り出し、鈴をシャンシャンと鳴らし始めた途端に、涙が溢れて、これまた止まらなくなったのです。不思議ですね。あの鈴は三番叟鈴(さんばんそうすず)と言うそうで、「鈴なり」の語源だそうです。その日以来、どうしても鈴が気になり、日々持ち歩ける鈴を探し求め、雑誌のクロワッサンの中で江原啓之さんがご紹介されていたシンプルな銀が私が欲しい鈴の鈴がイメージにぴったりで、すぐに取り寄せました。Blogに載せるために写してみたら、キラリと光っております。私を日々守ってくれているはずですね。